インスリン注射は自宅でする事は可能なの?
インスリン注射は、一般的には自宅ですることも可能です。
ただし、訪問介護士では対応できないため、看護師や医師など医療の資格を持つ者の対応が必要になります。
自宅でのインスリン注射を希望する場合は、訪問看護サービスを利用することが望ましいでしょう。
訪問看護のサービスでは、看護師が自宅を訪れて必要なケアや医療処置を行ってくれます。
インスリン注射を含む医療処置も可能ですので、安心して自宅での治療を受けることができます。
インスリン注射での対応が可能な条件として、経口薬として薬を併用しても血糖コントロールができていない場合が対象となります。
HbA1c 8.5%以上が続いてしまうようなら、インスリン療法によって自宅での治療を行うことも推奨されています。
血糖値を適正値に保つことが目的ですから、インスリン注射を行うタイミングは、食前が望ましいです。
1日3回行うタイプの注射と、1日1回行う持続型のインスリン注射があります。
訪問看護で1日3度も自宅に来てもらうこともあまり現実的ではないですから、1日1回の持続型インスリン注射を行うケースが多くなっています。
自宅でのインスリン注射を希望する場合は、まずは主治医や訪問看護の担当者に相談し、適切なサービスを受けるようにしましょう。